Tips | コンパイラとインタプリタの違い
わたしたちの書いたコードの多くは,人間が理解できるように設計されています. しかし,コンピュータが解釈するには 機械語に変換 しなくてはなりません.
コンパイラは,コードをコンピュータで実行できる形に変換します. 変換したものは俗に バイナリ,実行ファイル と呼ばれます. 変換は1度だけで済むので,2回目以降の実行が早いです. 事前に変換しておくのがコンパイラです.
インタプリタは,コードを変換しながら実行します. そのため,コードを書きながら実行すること(REPL) もできます†1. 変換は毎回されるので,全体の実行時間が長いです. プログラムを実行するときに変換するのがインタプリタです.
詳しくは Wikipedia でも読んでください.
†1. インタプリタ型言語でなくても REPL ができる言語もあります. ↩